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服部禎男著
2017年11月発売 四六判・ソフトカバー・256ページ
エネルギー問題と医療問題に革命を起こす
超小型原子炉と放射線ホルミシス
電力業界の異端児がどうしても伝えたかったこと
闇に葬られた原子力技術とは!?
●本質安全●30年間燃料交換不要●制御棒不要●運転員不要●送電線不要●発電コストは1/10●原爆の材料となるプルトニウムを作らない
日本はなぜこの技術と真実を無視し続けるのか⁉
はじめに~異常気象と貧富の差の拡大がもたらす人類の不幸~
1章 超小型原発は世界を救う~50年温め続けた革新的原発~
2章 闇に葬られた技術~アメリカが教えてくれた乾式再処理と金属燃料~
3章 「パンドラの約束」とは何だったのか~アルゴンヌでの奇蹟と誓い~
4章 原発と放射線に関する誤解~原子力を怖がらせる必要があった~
5章 放射線ホルミシスとは~福島の健康被害など絶対にありえない理由~
6章 神の贈り物としての原子力と日本人の使命~2発の原爆と原発事故を日本が受けた意味~
おわりに~神様は人類の幸せを願っている~
「私は本書を遺書のつもりで書きました。私は原子力の専門家として、みなさんに真実を知っていただきたいと願っています。有害でしかないと思われている放射能(放射線)とは本当はどういうものなのか、原子力がいかに安全でかつ次世代を担うにふさわしいクリーンなエネルギーであるか、ぜひ読者のみなさんに知っていただきたいのです」(著者談)
~読者の声~
・「仕事でおつきあいのある方からのお勧めで購入して読みました。長崎出身の私は、原子力と聞くと、眉間にシワを寄せることが多いのですが、この本を読んで、新たな価値観を持てるようになりました。原子力発電(大規模でなく、小規模の原子炉を持つ発電方法)の必要性を考えさせられる意義ある本です」
・「原子炉工学と原子炉災害評価の専門家であり、原子力発電所の現場にも経験豊かで、国際的にも活躍された著者の多分野にわたる提案は傾聴に値する。若い人たちのお薦めしたい書である。福島原発事故では、被曝による死者数はゼロであったにかかわらず、長く厳しい避難生活が原因で亡くなった死者は既に千を超える。低線量被曝許容レベルをICRPの鵜呑ではなく、我が国では実際の検証に基づくレベルで対処したなら、避難者を早く帰宅出来るような施策が可能であろうし、避難者の苦痛を軽減し被災地の復興を促進出来るに違いない。燃料サイクルを完結するために高速炉を開発することが不可避であるとすれば、”もんじゅ”廃炉に次ぐ計画としては、フランス型のみにこだわらないでこの画期的な安全小型4S炉も候補として検討すべきと思う。4S炉が制御棒なし、燃料取替えも不要で、安全かつ柔軟に負荷追従出来ることが実証されれば、これまでの大規模原子力発電が見直され、日本発信の超安全小型炉として広く世界に普及することも期待される。「遺言」とされたことは著者がご高齢になられたからと推察するが、著者がお達者なうちに何らかの進展があることを望みたい」
・「12/30日に政治ブログで高名なねづさんから今月の推薦図書として紹介がありました。早速アマゾンで購入しました。帰省していた孫たちがそれぞれの家に帰ったので今日読み終えました。人生70年を経験しました。定年後に覚えたインターネットで日本や世界に充満するフェイクニュースに驚きました。まさに世界は一部のいわうるエスタビリッシュ(世界を牛耳っている方々)の利益のためにあらゆる情報が操作されていて真実や事実とはかけ離れている現実に憤っています。新聞やTVでしか情報を得ておられない人には何故トランプ氏がアメリカ大統領になったのかは理解できないでしょう。日本国内でモリカケ騒動が何故1年近くも(2018年も外国人議員により国会議論が占拠される)マスゴミと野党議員により無駄な時間の浪費が行なわれているのか理解しにくいのではないでしょうか? 野党支持者は我々団塊の世代の情報弱者が支援していますが、真実を知らされておらず朝日新聞やNHK(捏造放送協会)の情報から誤った判断をして日本の将来を危険な目にさらしているのです。(情報弱者はコメントは見ないね)この本はそうした世の中の利権者が作りこんできた原発の危険性に対して警告し、如何に原子力の安全性を高めた発電が世界を救えるかに言及した図書で著者はまさに”遺言”のタイトルで書いておられます。現役の学者であれば学会から追放されることでしょう。インターネットのお陰で世界も日本も事実や真実が明らかにされつつあり、10年前なら安倍政権もたたきつぶされていたことでしょうが、ようやく夜明け前の暗闇から夜が明けていく時代を迎えています。(ねずさんの受け売り)。是非、日本人の多くがこの図書を読まれ真実に触れていただきたいと思って読後感を投稿させていただきました」
・「放射線ホルミシスの提唱をしている電中研の方, というくらいの認識をしていた. 遺言と称する本書で, 電力会社から始まり原子力研究に関わって来られた人生経験の証言を通じて, 小型ナトリウム炉と乾式再処理による人類のための原子力技術というアイディアを主張. 福島の事故以来, 原子力の扱いと人類のためのエネルギーの行方に誰も明確な道を示せず迷いの中にある現状に一石を投じる. もんじゅが頓挫し湿式再処理があまり順調に進んでいないように見える現状を打開するために注目すべき主張に見える. 最終章, 原子力は神が人類の幸福のために与えた贈り物という考えに同感. 科学・技術を追求すれば人類がいかに絶妙な設計の宇宙に住ませていただいているのかを感じざるを得ない.星をひとつ減らしたのは細かいところで?と思われる所もあるから. 大筋はとても共感」
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