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玉原輝基 著
2022年6月21日発売 四六判・ソフトカバー・256ページ
歴史を知り、
未来を読む。
『通信の日本史』の著者による第2弾書籍!
世界史を「情報」で読み解く意欲作。
日本文明と西欧文明が融和すれば、世界の文明は新しいステージへ進化する! !
『情報の世界史』 目次
序章 世界の文明と時代区分
文明のベルト地帯と世界の諸文明
世界史のはじまりはいつか
本書の時代区分について
1章 古代(紀元前776年~西暦580年)
古代世界のあらまし(1)ギリシャ、ローマ
古代世界のあらまし(2)オリエント
古代世界のあらまし(3)中国
古代世界のあらまし(4)日本
「人類最高の発明品」文字のはじまり(1)文字の分類
「人類最高の発明品」文字のはじまり(2)アルファベットの誕生
「人類最高の発明品」文字のはじまり(3)最強の文字、「漢字」の誕生
「人類最高の発明品」文字のはじまり(4)日本における漢字、万葉仮名まで
縦書き文化と横書き文化
古代の情報記録と情報伝達(1)石から粘土板へ
古代の情報記録と情報伝達(2)「パピルス紙」は紙にあらず
古代の情報記録と情報伝達(3)〜「紙」以前に中国、日本で使われた木簡・竹簡〜
古代の情報記録と情報伝達(4)羊皮紙〜優れていたが、手間がかかって高コスト〜
古代の情報記録と情報伝達(5)紙の発明は中国だった
2章 中世(581年~1205年) 中世のはじまり〜隋の建国〜
中世世界のあらまし(1)中国
中世世界のあらまし(2)日本
中世世界のあらまし(3)イスラム
中世世界のあらまし(4)ヨーロッパ
木版印刷(1)紙だけでなく、印刷の発明も中国だった
木版印刷(2)世界最古の現存印刷物は、日本にあった!
紙が西へ伝わるきっかけとなった、天下分け目の合戦〜タラス河畔の戦い〜
中世まで中国は最先進国だった〜中国の三大発明:火薬、羅針盤、活版印刷〜
あまり定着しなかった、中国の活版印刷〜多すぎる文字が仇…〜
イスラム世界が情報技術の発展のキーになった
中世ヨーロッパの情報記録、印刷事情
中世日本の文字、情報記録、印刷事情〜ひらがな・カタカナの登場、女流文学、木版印刷の興隆など〜
3章 近世(1206年~1867年)
近世世界のあらまし(前半)〜モンゴル帝国のユーラシア征服からレコンキスタ〜
近世世界のあらまし(中盤)〜大航海時代から一体化する世界〜
近世世界のあらまし(後半)〜「革命」の時代〜
活版印刷の発明者と「も」言われている、グーテンベルク
近世日本(1)鎌倉〜江戸時代初期の印刷事情
近世日本(2)〜江戸時代中期以降の印刷事情〜
近代以前の「通信」について
4章 近代(1868年~1984年)
近代世界のあらまし(1)〜明治維新:近代国家が東ユーラシアに出現〜
近代世界のあらまし(2)〜帝国主義の世界〜
近代世界のあらまし(3)〜2つの世界大戦を経て〜
情報通信の革命(1)〜電信の発明と実用化〜
情報通信の革命(2)〜無線通信の発明と実用化〜
電話の発明と実用化、一般化
情報メディアの世界史(1)〜新聞〜
情報メディアの世界史(2)〜通信社〜
情報メディアの世界史(3)〜ラジオ〜
情報メディアの世界史(4)〜テレビ〜
5章 現代(1985年~)
現代世界のあらまし〜「通信の自由化」が世界にもたらしたもの〜
コンピュータの出現〜演算機能による情報の高度化〜
2大巨頭ビル=ゲイツ、スティーブ=ジョブズとパソコンの普及
記録媒体の出現(1)〜紙から磁気へ〜
記録媒体の出現(2)〜磁気から光へ〜
世界をつなぐ海底ケーブル〜銅線から同軸、光ファイバー、そして未来〜
携帯電話の発明と発展
インターネット(1)〜インターネットの誕生〜
インターネット(2)〜インターネット普及、SNSによる「1億総発信者」の時代へ〜
終章 情報と文明の未来
量子情報が未来を拓く?
文明の未来
「文明の未来、そして人類の未来は、東西の先進文明である日本文明と西欧文明とが融合し、
自由と民主主義、人権、法の支配といった価値観を共有しつつ、
日本文明の特徴である包括的で融和的な文明へ発展することにより、
新しいステージへ進化していくと考えます。
そして科学技術と情報科学の発展により、
人類の繁栄に貢献する新しい文明が世界に広がっていくことを確信しています」(本書「終章」より)
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