2021/12/08 13:01
久しぶりのブログです。
楽しみにしてる人がいるわけでもないんですが、
こういうのは継続的にやらなきゃダメですよね・・・。
がんばります。
で、今回は「栞」のお話です。
今年の9月に蔵前の革メーカーHIROANさんの代表である長谷川博司さんの著書
『パリのハイブランドが欲しがる技術は、なぜ東京の下町で生まれたのか~蔵前の頑固オヤジの反骨仕事術~』
という本を出版したのですが、
この本がきっかけで、すっかりHIROANさんの革小物のファンになってしまい、
今では財布(純札/お札とカードだけ)も小銭入れも名刺入れもみんなHIROANさんのものを使っています。
(奥さんにプレゼントされたボッテガの財布は最近使ってない・・・)
※写真ではなかなか良さが伝わらないのが残念。手に取ってみると素晴らしさに気づきます!
で、調子に乗って、スペシャルグッズも作っちゃいました。
HIROAN特製の革の栞です。
くう~。かっこいい。
そもそもは思い付きでHIROANさんに、
「余った革があるならそれで栞を作れませんかね?」
と、かる~い気持ちで聞いてみたんですが、試作品を見たらびっくり仰天。
職人魂に火をつけてしまったのか、予想の遥か上をいくものができ上ってしまったという。
余りものでちょちょっとつくったものじゃなく、本気のやつです。
職人、なめてました・・・。
本のタイトルにある「パリのハイブランド」とは、もちろん、あのブランドのこと。
今回の栞にもその技術が使われています。
2枚の革を縫わずに貼り合わせるという超絶技術。
薄くて、なめらかで、高級感たっぷり。
最近、日本橋のデパートで同じくらいの大きさの革の栞を見つけたのですが、
それは革も厚くて、縫い目があって、やぼったい。
それで、3000円くらいの販売価格でした。それが、うちではなんと1650円(税込み)。
いや~、ぜひ手に取っていただきたい。
栞が1650円と聞くと、「高い!」と思われる方がいるかもしれませんが、
これ、エルメスで売ってたら1万円以上するんじゃないかってほど。
ま、エルメスはロゴの値段が高いんでしょうけどね。
さて、こちらの栞、
表面には中央に「Pray for Wind and Sun KAZAHINOBUNKO」というロゴが型押しで、
下部にHIRIANさんのロゴがゴールドで入っています。
かざひの文庫で作るものなので、社名以外にもなんか入れたいなと思って、
いろいろ考えて、この英文にしました。
風と日に祈る。
社名の由来となった伊勢神宮内宮別宮の「風日祈宮」をイメージして。
なんかかっこよくないですか? 自画自賛(笑)
で、パターン違いで3つ作ってもらいました。
①両面ベンガラ
②表面ベンガラ/裏面ボレロ(5色:オレンジ・グリーン・ブルー・イエロー・レッド)
③両面ボレロ(表面3色:ブルー・オレンジ・グリーン 裏面1色:グレー)
の3タイプがあります。
上の画像のものは①のタイプです。
②のタイプはこんな
③のタイプはこんなです。
素材や色の組み合わせは僕の好みで選びました。
どれも素敵ですよ。
ちなみに、オレンジはエルメスを、ブルーはティファニーを、グリーンはロレックスをイメージしてつくりました。
ご購入のかたはこちらから。
で、この3つ以外に、ノベルティグッズとして、もうひとつ作ってもらってます。
それは、ぬめ革という、素朴な風合いを楽しめる素材を使った栞。
これは両面張り合わせではなく、1枚だけのシンプルなもの。
先に紹介した3つに比べると荒々しい感じですが、
これはこれでかっこいいんです。
このぬめ革栞は、このサイトで5冊以上ご購入いただいた方にプレゼントさせていただきます。
なくなり次第終了です。
このぬめ革栞は、
『パリのハイブランドが欲しがる技術は、なぜ東京の下町で生まれたのか』をご購入の方にはプレゼントさせていただいています。
また、西日暮里駅にある西日暮里ブックアパートメントでは、
ぬめ革栞とセットで特別価格で販売してますので、実物を見てみたいという方は、
ぜひそちらに足を運んでみてください。(しかも割引価格!)
あ、すべての栞を見てみたいという方は、うちに来てくれればお見せできます。
栞はなくなるまでの販売です。
栞をご購入の際には希望のカラーの指定もお忘れなく。
今回、すごくいい栞ができたので、さらに調子にのって、新たな革製品も検討しています。
それはまたお知らせしますね。
また、自分もオリジナルの栞を作りたいという方がいたら、HIROANさんに相談してみてください。
贈り物としても最高だと思います(僕がプレゼントした方はみんなクオリティの高さにびっくりして、喜んでくれました)。
ではまた。