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BARカウンターから見える風景~銀座・歌謡曲BARマスターの一人語り~
¥1,650
盛本昭夫著 2017年3月発売 四六判・ソフトカバー・224ページ ●ウエンツ瑛士さん推薦 「昭和の歌謡曲は激動の時代と共に一番進化しました。曲を聞くたびに世相を感じます」 『神田川』『あの日にかえりたい』『私鉄沿線』『乾杯』『初恋』『つぐない』……。 昭和の名曲と共に古き良きあの頃が蘇る珠玉のエッセイ。 銀座の歌謡曲BARマスターが見てきた、 昭和の人の生き方、働き方、飲み方、恋愛事情 「このたび、五つの章を支柱として、全五十話のショートストーリーを書いてみました。【古き良き昭和の時代】の章では昭和時代を回想し、【仕事論】の章では仕事の上で諸先輩から学んだことをまとめ、【男と女】の章では昭和の男女の生き様にちょっぴり触れさせて頂き、【酒場で盛り上がる話題】の章では私の店での和やかな雰囲気をご紹介し、【お酒の正しい飲み方】の章では現代の若者へ「お酒とはこう飲むものぞ」とばかりに昭和人を代表して僭越ながら私からメッセージを送らせて頂きました。日頃のお忙しい時間から少し離れて、好きな音楽を聴きながら、好きなお酒の入ったグラスを傾けながら、この本を可愛がって頂けましたら大変嬉しい限りです」(本書「はじめに」より) ●この本の収録曲 『神田川』(かぐや姫・昭和四八年) 『ベッドで煙草を吸わないで』(沢たまき・昭和四一年) 『CHA‐CHA‐CHA』(石井明美・昭和六一年) 『SHOW ME』(森川由加里・昭和六二年) 『プレイバックPart2』(山口百恵・昭和五三年) 『夏休み』(吉田拓郎・昭和四一年) 『伊勢佐木町ブルース』(青江三奈・昭和四三年) 『他人の関係』(金井克子・昭和四八年) 『ひと夏の経験』(山口百恵・昭和四九年) 『時には娼婦のように』(黒沢年男・昭和五三年) 『魅せられて』(ジュディオング・昭和五四年) 『つぐない』(テレサテン・昭和五四年 『天城越え』(石川さゆり・昭和六一年) 『抱いて』(松田聖子・昭和六三年) 『およげ!たいやきくん』(子門真人・昭和五十年) 『星の指輪』(浜田省吾・平成五年) 『献身』(秋庭豊とアローナイツ・昭和五二年) 『私鉄沿線』(野口五郎・昭和五十年) 『生きていてもいいですか』(中島みゆき・昭和五五年) 『けんかをやめて』(河合奈保子・昭和五七年) 『初恋』(村下孝蔵・昭和五八年) 『わが人生に悔いなし』(石原裕次郎・昭和六二年) 『あの日に帰りたい』(荒井由実・昭和五十年) 『悲しい酒』(美空ひばり・昭和四一年) 『乾杯』(長渕剛・昭和五五年) 『日本全国酒飲み音頭』(バラクーダ・昭和五四年) 『一気!』(とんねるず・昭和五九年)
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植民地時代から少女時代へ~反日と嫌韓を越えて~
¥1,540
福屋利信著 2013年7月発売 四六判・ソフトカバー・256ページ 揺れる日韓関係の今だからこそ読んでおきたい1冊! 竹島問題や「従軍慰安婦」問題など、政治的には、かつてないほど日韓関係がぎくしゃくしているなか、K-POPや韓流ドラマ、映画などは変わることなく日本国民に受け入れられている。 著者はここにこそ、未来型の日韓友好を模索する道があるのではないかと説く。 韓国のポップカルチャーを通して韓国の文化や近現代史を知り、日韓の文化を比較しながら、 相互理解を深めることを提案する。 第1章 朝鮮戦争からソウル・オリンピックへ(南北分断から朝鮮戦争へ/竹島(独島)問題から日韓基本条約へ ほか) 第2章 ワールドカップから日韓新時代へ(民主化から格差是正へ/6・29民主化宣言以後の大統領とその政策 ほか) 第3章 2013年のソウルと北の脅威(「パルリ、パルリ」(速く、速く)文化/ソウルの整形美容事情の背後に見える韓国人気質 ほか) 第4章 日本のK‐POP受容(J‐POPとK‐POPの比較論/J‐POPとK‐POPを繋いだBoAと東方神起 ほか) ●東京新聞レビュー 「音楽、映画通じ韓国を探る 社会情勢踏まえ、本出版」 英米ロックやビートルズなどを研究している山口大学の福屋利信教授(大衆文化研究)が、音楽や映画といった文化的側面を通して韓国の実像を伝える書籍「植民地時代から少女時代へ~反日と嫌韓を越えて~」(太陽出版)を出した。著書では、民主化への過程、経済の隆盛、1988年ソウル五輪、2002年日韓共催サッカーワールドカップなど、韓国の政治や社会情勢を踏まえ、その時期にヒットした音楽や映画の背景を解説。高水準な歌手やグループが多数登場するKポップ界の事情、それらがどのように日本に広まっていったかなどについても説明している。領土問題などでたびたび緊張する日韓だが、福屋教授の最近の訪韓体験例として、ソウルでの街歩きや居酒屋の店内でも、むき出しの反日感情を突きつけられることはなくなった――などと記している。経済や文化の民間交流を強化し、相互の理解を深めていく重要性を説いている。 ~読者の声~ ・「文化論を展開する場合、先行文献や既存の資料にあたるだけでなく、入念な調査とフィールドワークが必要不可欠である。この点、著者は何度も現地に足を運び、自らの目と耳と全身の感覚で「韓国のいま」を感じ取り、日韓の歴史を丹念に整理したところに見事にフィードバックさせている。音楽・映画・スポーツといった文化的なものから、日韓の領土問題や朝鮮半島そのものの南北関係といった政治的側面にいたるまで、著者は実に様々な分野で、客観的な史実を的確に記述する一方、そこに存在する問題点から今後の展望まで、独自の見解を述べていく。その見解や意見に妙に説得力を感じるのは、日韓関係がより建設的・友好的になってほしいという著者のほとばしる情熱を一貫して感じるからだろう。両国の関係が政治的に難しい時期に差し掛かっている今だからこそ、文化交流でもってよりよい関係を構築していくべきであり、またその素地があるがゆえに十分可能であるとする著者の主張には、共感できる点が多い。さらに、本書でも頻繁に取り上げられているが、著者が韓国と関係の深い山口県に育ち、 自身の人生の随所において韓国そして日韓関係を肌で感じてきた事実そのもの、そしてそこからくる日韓関係のさらなる進展への熱い思いこそが、そもそも著者を本書執筆へと駆り立てた原動力ではないかと個人的には感じる。本書の全編を通して、そうした著者の溢れんばかりの情熱とメッセージを感じるのだ」 ・「まず驚くのが筆者のフィールドワークのすごさである。何度も韓国に足を運びルポのごとく丁寧に取材を重ねていることに脱帽。そして特筆すべきは若い人々への理解の上で書かれている点である。単なる、事実を無味乾燥に述べた学術論文的でないところが良い。文化を音楽、映画という面から取り上げているのは筆者の面目躍如であろう。筆者はビートルズを中心に60年代の音楽を語らせたら日本でも有数のエキスパートである。本書ですごいと思うのは韓国の映画史をほんとにわかりやすく年代順に解説してくれているところである。あれも見たい、これも見たいと思わせる。若い人々に是非見て欲しいという作品ばかりが、的確に批評、感想が述べられている、これだけでもこの本は一見の価値がある。。。。文中から感じられるのは筆者の心からの願いであろう日韓の真の友好促進への熱情である。今こそ、筆者のような視点から日韓が互いに理解し合う時代なのではなかろうか?筆者のこのようなほとばしるような情熱はどこからくるのであろうか?本書によれば、山口県に生まれた彼は若い頃から日本における朝鮮人差別に対して、強い憤りというより、深い悲しみを抱いてきたようである。ただ、それを心に抱くだけでなく、差別撤廃を行動に移していることに尊敬の念をいだく。若い世代の諸君に是非とも読んでいただきたい一冊である。本書によって韓国(というよりは朝鮮)の辿った苦難の道を理解した上で、過去の日本の犯した過ち(特に植民地化)について潔く謝罪し、その上で友情を築くようにしてほしい。いつの世もいじめた者はそれをすぐに忘れるが、いじめられたものは決してそれを忘れられないのであるから。最後に、このタイトルからも察しが付くと思うがこのような切り口で韓国を語れるのは筆者以外にないだろうと思う。大学、高校などの図書館には常備の一冊だと強く思う」
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台湾の表層と深層~長州人の熱情と台湾人のホンネ~
¥1,650
福屋利信著 2017年2月発売 四六判・ソフトカバー・256ページ 親日感情を育てたのは長州人だった!? 歴史からポップカルチャーまで、複眼で見たリアル台湾。 「台湾と台湾人の表層から深層へと日本人の関心と理解は深まるべきだ。それは、悲しい歴史を乗り越えて、言いたいこともぐっと呑み込んで、それでも親日でいてくれる「世界一の親日国台湾」に対して、日本人として示すべき礼儀であろう。 日本と台湾の関係が増々密になれば、領海問題や歴史認識問題などのセンシティヴな課題を抱える東アジアの政治・経済の安定に、必ずや何らかの貢献ができるはずだ。まずは台湾をもっともっと理解することから始めてみよう!」(著者談) ~読者の声~ ・「台湾の人たちは日本のことをよく知っているのに、日本人は台湾のことを驚くほど知らない、と著者は嘆く。というより、台湾の人たちが日本のことをよく知っているという事実すら 知らない日本人も少なくないのではないだろうか。 しかし、本書で深く掘り下げられているように、台湾の近代化に貢献したのはまぎれもなく日本であり、それゆえに台湾の人々は反日どころか親日感情を抱いてくれているのである。そんな台湾のことを知らないままでいるのは、なんともったいないことか! 台湾での知名度の高さは、桂太郎でもなく、乃木希典でもない。児玉源太郎をはじめとする長州人が台湾の近代化に大きく寄与した史実を、著者は同郷が長州である地の利と縁を活かして、深くかつ丁寧に説明してくれる。 著者はまた、台湾と日台関係の詳説から、両国民の国民性、ひいては日本人のグローバル化論までも結びつけて考察していく。「日本人にとってのグローバル化とは、日本人としての自己を保持しつつも、他国の文化や価値観に対して柔軟であること」というのが著者の信念とのこと。その「日本人としての自己」とは、奇しくも台湾の人々が日本の統治時代に学んだ「自己犠牲」「誠実」「勤勉」「責任感」といった「日本精神」にほかならないように思えた。 そうした日本精神が日本人の間で失われつつあるように感じられると、逆に台湾側からイメージされているのは、なんとも皮肉なことであり、日本とわれわれ日本人にとっては危機的状況であろう。「日本人らしくない人」が「グローバルな人材」などと思う風潮が一部、世の中にあることも残念なことだ。 台湾および日台関係を歴史的・文化的に知るだけでなく、日本人にとってのこれからのグローバル化のあるべき方向を、あらためて考える機会を与えてくれる良書である」 ・「「歴史は流れで覚えよ。縦と横のつながりを意識せよ。」という歴史の先生に教わった言葉通りの本であり、これまで頭の中でばらばらだった歴史上の出来事や、日本と台湾との関係が一本の筋としてつながった。 特に印象的だったのは、日本ではほぼ無名に近い偉人たちにスポットを当て、彼らがいかに台湾の近代化に影響を与え、また台湾の人々が彼らを今でも慕ってくれている事実である。「日本精神」を引き継いでいる台湾の人々と比較すると、今の日本人はどうだろうか。偉人に学ぶ、過去の日本人に恥じない生き方をする、そのような日本人はどれくらいいるだろうか。本誌には台湾人へのインタビューが掲載されているが、その中に「日本人は、すごく真面目なイメージだったが、その日本人の美徳が、日本の若者の間で崩れ始めていると危惧する」という回答がある。 また、本誌で書かれている内容をもっと深く知るための映画や音楽等のポップカルチャーが紹介されていることも特筆すべき点である。特にこれまで台湾映画を見る機会が少なかったため、大いに興味をもつことができた。 台湾についてあまりよく知らない人には入門書として、よく知る人にも新たな発見が見出せるお勧めの一冊である」 ・「台湾は「世界一の親日」とよく言われる。昨年、実際に台湾を旅行してみて肌で感じた。だが、「それはなぜ?」と考えたことはなかった。この本は、その疑問を想起させてくれ、なおかつ丁寧に回答を提供してくれている。筆者は、日本が台湾を植民地とした時代の治世の方が、日本の敗戦後、日本に代わって台湾を支配した蒋介石国民党の治世より良かったという「比較論」の中での親日である、と結論づけている。加えて、筆者は。日中国交正常化の際、台湾を切り捨てた日本の苦しい立場に言及しつつも、それでも親日でいてくれる台湾に対して、日本人は、台湾人が歴史的悲劇を乗り越え、言いたいこともぐっと呑み込んでくれている事実を知っておかねば、「日本人として礼を失する」と警鐘を鳴らしている。この本のおかげで、私の「親台感情」は、随分深まった」
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音楽社会学でJ-POP~米軍基地から生まれた日本歌謡曲ヒストリー~
¥1,980
福屋利信著 2018年9月発売 四六判・ソフトカバー・328ページ 戦後の米軍基地から生まれた歌謡曲から現在のJ-POPまで、時代背景やその曲の持つ意味やヒットの理由、社会的な意味などを「音楽社会学」として考察。 第1章 復興に息づく銀座の街角を、彼女が歩けばジャズが聞こえた(1950年代) 第2章 ビートルズに心躍らせスパイダースを口ずさんだあの頃、君も僕も若かった(1960年代) 第3章 アメリカと日本を脱構築し、「風街」を構築したはっぴいえんど(1970年代) 第4章 「おいしい生活」とともに「おいしい音楽」(「J-POP」)への助走が、はっぴいえんどファミリーによって始動(1980年代) 第5章 安室奈美恵と宇多田ヒカル:二人の「J-POP」平成歌姫(diva)の登場(1990年代) 第6章 J-POPは国境を越えて行く:インターナショナルからトランスナショナルへ(2001-2018) 「1970年代に日本語ロックを確立し、1980年代にそのファミリーが日本のポップス・シーンを牽引したはっぴいえんどは、平成の最終年においてなお影響を行使し、「J-POP」シーンの片隅に、はっぴいえんどフリークとも呼ぶべきミュージシャン群を生み、異色の存在感を示しているのだ。このことは、いくら強調してもし過ぎではない。本書がその強調に少しでも貢献できることを願うばかりだ。「知る人ぞ知るはっぴいえんど」を「誰でも知っているはっぴいえんど」にすることが、本書に込めた筆者の野望だと言ってもよい」(本書「はじめに」より) ~読者の声~ ・「評者は1990年代の、いわゆるJ-POPがそのジャンルを確立し、爆発的に全国に広まった時期に、ちょうど20代~30代を過ごした世代である。その頃に降臨した2人の歌姫・安室奈美恵と宇多田ヒカルは街中で何度も耳にしたし、カラオケでも彼女たちの曲が歌われるのをまず聞かない時はないほどであった。 それから20年近くの年月が流れた。奇しくも先般、沖縄・宜野湾にて安室奈美恵の引退公演が行われ、興奮と名残惜しさ、そしてそれでいて前向きな熱いエネルギーが混ざり合った独特の雰囲気を画面越しにでも感じ、何とも形容しがたい余韻の中、20年前の自身と当時の日本の音楽趨勢の追想に浸った。 それだけに、著者がJ-POP確立の偉業をこの2人の歌姫に帰しているのが十分に肌で理解できる。そして、J-POPが日本の商業音楽の総称となったとの指摘も、当時の自分と同世代のJ-POPへの熱の入れようを追想した時、至極納得のいくものである。本書を読むことを通じて、自分の人生の軌跡を日本の音楽界の変遷、また人々の音楽観の変化とともにノスタルジックに辿ることができるのは、10年ごとに区切った日本の音楽シーンを著者が精緻に丁寧に活写することに成功しているがゆえである。 その意味で、始まりは1950年代から今眼前の2018年にまで至るまでの音楽シーンを広範囲にカバーする本書は、どの世代の読者であっても、何かしらの自らの音楽体験と重ね合わせて、自分の歩んできた人生をつい追想しながら読んでしまうという不思議な感覚にとらわれることだろう。日本と世界、とりわけアジア諸国とのインターナショナルを超えたトランスナショナルな関係を、J-POPが切り開いたということは、真の国際交流の姿勢ともいうべき「多文化共生」と底流を一にする。こうした著者の主張は言うまでもなく、これからのすべての世代の日本人が心得ておくべき他者への共感と他文化へのリスペクトにつながるものであろう。音楽社会学が社会思想に貢献する点の1つが、まさにここにあるのかもしれない」 ・「本書は、日本の大衆音楽は、常に日本古来の音楽性に西洋的な音楽性を取り込むかたちで発展してきたと説く。その信念を基点に、どのようにして歌謡曲がJ-POPに進化したのかが丁寧に説明されている。研究者の書いた本だが、タイトル通りのポップな文体でJ-POP史が綴られていて、とても楽しく読める。 終戦後の排米主義と拝米主義のアンビヴァレンスの狭間で、自由な表現を許された大衆音楽が日本人の敗戦ショックを癒した。美空ひばりという昭和の歌姫は、そんな時代の復興への希求を象徴していた。1960年代には、右肩上がりの経済成長を象徴するような坂本九の「上を向いて歩こう」がアメリカのヒットチャートのナンバーワンに輝いた。一方で、ベンチャーズやビートルズからロックンロールの薫陶を受けた若者たちの熱狂のなかでグループサウンズがこの世の春を謳歌した。1970年代には、西洋の物まねを脱しようとする熱情を携えて、はっぴいえんどが日本語のロックを完成させ、社会的メッセージを歌に込めようとする営為がフォークブームを醸成した。1980年代にはいると、ユーミンや山下達郎が豊かになった中産階層の恋を歌い上げた。そして、1990年代、日本の大衆音楽が世界に胸を張れる音楽性を身に纏ったとき、おりからの「Jブーム」に乗っかるかたちで、「和製ポップス」は「J-POP」に進化したのだと筆者は説く。安室奈美恵は、その進化を象徴する平成の歌姫であった。 筆者は、戦後の焼け跡のエネルギー、高度経済成長の活気、学生運動のやみくもな情熱、田中角栄の列島改造論、量から質へと変化した消費マインド、バブル景気、グローバル社会等といった社会背景とともに日本の商業音楽の変遷を語っている。長らく音楽社会学の視点からビートルズ、アメリカンロック、アジアンポップスを扱ってきた筆者が、生まれ育った原風景から語りはじめ、現在のグローバライゼーションの中でアイドルシーンを分析する手法は、日本の大衆音楽史にオルタナティヴな観点をもたらしてくれている。珠玉の一冊だ」 ・「筆者は、2010年に「ビートルズ都市論」(幻冬舎新書)で、ビートルズの音楽性と彼らが呼吸した街であるリヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京の特殊性との関係性を鮮やかに分析して見せた。ビートルズ世代ならではの力技に感心したものだった。その筆者が、2018年、日本の歌謡曲からJ-POPへ至る過程を、東京の音楽文化の中心が、銀座、新宿、渋谷、六本木、秋葉原と移ろう過程に重ね合わせて、巧みに論じている。大学教授とは思えない読みやすい文体は、327頁を一気に読ませてくれる。しかし、アカデミックな雰囲気も漂っていて、読者の知的好奇心も十分くすぐってくれる。音楽社会学の立場から綴られる「J-POP都市論」に拍手!」
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脳から見た日本精神~ボケない脳をつくるためにできること~
¥1,760
篠浦伸禎著 2019年11月発売 四六判・ソフトカバー・280ページ 縄文思想から武士道、そして日本精神。 日本人はどのように脳を使ってきたのか。 「人として信頼できるがんの名医100人」にも選ばれた、覚醒下手術の第一人者であるトップ脳外科医が、扁桃体や報酬系の暴走を止めるための『正しい脳の使い方』をやさしく解説。 「日本人のルーツは1万5000年前から1万年以上続いた縄文人です。縄文人は最近の研究で右脳的な人たちであり、争いがなく皆が助け合って暮らしていて平和的であったといわれています。そのような平和な民族が1万年以上続いたことは奇跡的なことであり、それは日本が島国であり、自然が優しくて厳しいという環境がそのような人たちをつくってきたのだと思われます。 魂は様々な臨死体験の報告から見ると右脳的であることは間違いないと思いますが、縄文人もお墓を集落の真ん中に作っており、死後の世界と密接につながり、右脳的であるがゆえに、魂を身近に感じていた人たちのように私は想像しています。 日本人はそのような縄文人の遺伝をついでいるので、先進国で唯一といっていい、争いを好まない右脳的な民族になっていったのでしょう。そういう意味では、日本人がいろいろな分野において、世界の中でも重要な役割があることは自明の理であり、その自覚とその役割を果たす覚悟が今求められる時代になりました」(本書「おわりに」より) ~読者の声~ ・「とにかく良い本!統合医療、手術回数ではなく質ということ、右脳の大切さ、日本精神、 感謝・真心・誠意。認知症予防には、誠実、寛容、社交的、自立心、色々考えさせられる内容がギュッと詰まっていて参考になりました。家族で回し読みしています」 ・「タイトルにひかれて読みました。著者は、覚醒下手術(意識を保ったまま手術をする-この本で初めて知りました)の第一人者で現役脳外科医の篠浦伸禎氏。ブレインドクター・左脳ミスター・右脳ミセス3人の対談形式で進められ、読みやすかったです。左脳は区別する脳、右脳は統合する脳であり、日本の歴史から見ると、日本人は、元々右脳優位と考えられるとあり、認識を新たにしました。武士道から、発達障害の脳の状況、教育、食の問題など、脳を鍛える(!)話題が多肢に渡り、読んでいてついていくのが大変でした。また、ゆっくり読み返したいと思う一冊です」
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逆境をプラスに変える 吉田松陰の究極脳
¥1,650
篠浦伸禎著 2014年12月発売 四六判・ソフトカバー・224ページ 脳外科医が語る全く新しい吉田松陰論。 トップ脳神経外科医が、どんな逆境でも負けることのなかった吉田松陰の「不屈の脳」を解析。 吉田松陰は脳の使い方の達人だった。 その究極の脳の使い方を知れば、誰もがレベルアップできる! 松陰はなぜ逆境に強かったのか なぜあれほど人を魅了したのか その答えは松陰の脳の使い方にあった! 右脳派? 左脳派? 人間脳? 動物脳? ストレス耐性は? 自分の脳タイプがパソコンでわかる、脳テストID&パスワード付き 強い「自我」によって「動物脳」を抑え込み、 ストレスさえも喜びに変える究極脳は、いかにして生まれたのか!? 「私はこの本で、なぜ吉田松陰があれほどの影響力を若者たちに与えたのか、それを脳から解析することで、今日の我々にどういう点がプラスになるのか、という観点で考えてみました。 解析してみてまず最初に私が感じたことは、吉田松陰ほどあらゆる領域の脳をレベル高く使っている人はいないな、ということです。(中略)吉田松陰は生まれながらのとびぬけた才能といえるものはあまりなく、彼の受けた教育と本人の努力でレベルの高い脳をつくりあげた、という点が我々にも大いに参考になるのではないかと感じました」(本書「おわりに」より) 「脳の使い方から過去の人物を解析することで、時代が違うから今の我々の生き方とは関係ないとする単なる知識の歴史から、彼らの生き方を現代に置き換えて、少しでも自分の生き方のプラスにしようとする役だつ歴史に変わります」(本書「はじめに」より) ~読者の声~ ・「著者は東大の医学部を出られた脳神経学者であり、当然医師でもあります。大河ドラマの主人公の兄である吉田松陰の一生を脳科学からの視点で着目している点は凄いと思う。著者によるとストレスに立たされた時に耐えられる脳を作るのにはどうしたら良いという事の重要性を説いている。すなわち人間が動物としての脳から人間としてストレスに耐えうる脳、人間としての脳に変化する事の重要性を説いている。吉田松陰がそれが見事に出来たのだと説いている。そこに至るまでには天性の素質のみならず、絶え間ない鍛錬があった事を説明しています。著者が説いているホルミシス力という言葉にも興味が持てたし、この本の中に人それぞれの脳のTypeをパソコンで診断出来るURLもついていて、自己の脳の遣い方を知るのにもいい本だと思います」 ・「大河ドラマの「花燃ゆ」を観て吉田松陰に興味を持ち、この本を読んでみた。ドラマの中の吉田松陰は、どんな時も前向きで、どんな人からも学ぼうとし、志は何か、事を成しているかと自分にも他人にもいつも問うている。本文中には「吉田松陰ほどストレスに強かった人間は、日本の歴史上に二人といなかったでしょう。彼は、獄中にいるときや、斬首刑を受けるという、人生においてこれ以上はないというストレス下においても、平常心を失うことなく堂々と見事にふるまいました」とあるが、どのようにしてそのような己を得たのかが、脳神経外科医の観点から書かれている。また、その生き方を持ってすれば、今の閉塞感のある時代を打ち破るヒントがあるともいう。人間は、本来脳が持っている能力の3%や5%しか使えていないという。吉田松陰の場合は、幼少時の教育により、いかに脳を使うか、コントロールできるかを体得したようだが、今自分の脳タイプがどのようなものかを知れば、今後どのように脳を使っていけばよいかがわかるだろう。自分の脳タイプを知ることができるテストを体験できるので、今後の生き方をよりよいものにできるきっかけになる本であると思う。わたしも、さっそくより良い生き方のヒントを得、実践したいと思っている」 ・「現代においても多方面に影響力のある吉田松陰の人物像を、トップ脳神経外科医でもある著者が、独自の脳の使い方の分類法で解説していく展開は説得力があり、納得出来、大変面白いです。著者によると、吉田松陰はバランス良く脳を使用出来ており、その原因は幼少期に受けた教育にあった言います。ここでは、ストレスが必ずしも悪者になっていないことも要注意です。また、最近ではネガティブな意味で使われがちな「自我の強さ」も本作では動物脳を程よくコントロールするものとして表現されているのも注目点。作中に挿入されている松陰のエピソードは、どれも感心するものばかりで、それも本作の魅力となっています。吉田松陰のように脳をまんべんなく使い、ストレスにも強くなるためには、「ある生き方」が必要だと著者は説きます。それは、現代の日本人の多くが忘れかけているもの。本書はそういう大事なことを気付かさせてくれる良書。是非手に取ることをお薦め致します」 ・「吉田松陰という人間を正直ここまでの精神の持ち主だとは知らなかった。幼少の頃からの経験、そして、母の独特な愛がそれを創り上げていったという事。ストレスも味方につけてしまう精神。今彼が日本の未来を創る立場にあれば…と考えるだけで笑いがこみ上げてしまった。逆境をチャンスと捉えてるとしか思えない思考。松蔭20代の思考だと思うと、凄い!の他に言葉が見つからない。左脳と右脳のバランス 人の脳というものはどこまで奥深いものなのか…今の時代にこそ、この脳を活性化させていかねばならないのでは と深く考えさせられました」 ・「吉田松陰についてほとんど知らないまま、読み始めました。仕事でメンタルヘルスを扱っていて、ストレスについていろいろ調べていたところでした。歴史はうといし、難しい本も苦手な私ですが、筆者の優しい・易しい文章に安心感を覚え、さらに松陰さんの素晴らしい人となり、志、生きざまに魅せられ、一気に読み終わりました。新年だったこともあり、学習欲もムクムクと沸いてきました。なかなかできなかった脳優位スタイルテストにも取り組んで、今もう一度読み直しています。私は右脳二次元優位な標準的な日本人のようですが、松陰さんの長けている左脳三次元を突き詰めると右脳二次元になるという筆者の言葉に勇気付けられ、自分なりに左脳三次元、公にいきるためになにができるか考えてみようと思います。こうしたテスト付きの本はストレングスファインダー以来でしたが、この価格でテストもできるのはとてもオトク感がありました」
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もう常識にはとらわれない! 50歳からのいい女
¥1,650
TAKAKO著 2018年11月発売 四六判・ソフトカバー・224ページ ●現在2刷 年齢はただの数字! 「もう50歳」から「まだ50歳」へ。 メイクアップアーティスト・TAKAKOが送る 心と身体のビューティーブック 「喜びを感じながら、賢く人生を生きて行くためにはどうすればいいのか、 その極上のエッセンスが詰まった素晴らしい本です」スーザン・ロックフェラー ~読者の声~ ・「毎月10冊は本を購入しますが、この本はまず読みやすい。1つの項目が2~3ページにまとめられているので2,3分の間にパッと読めます。自分を磨き、高めていくことで人生を楽しんで自分らしく生きるマインドセット(考え方)が90項目あります。日々、日常を過ごしていて色々なことがありますが自分の受け取り方次第で良いことにも悪いことにもなると思います。いつも頑張ってるけど結果が出ない人や、気持ちの浮き沈みの悪い循環がコントロールできない人には必ず読んでほしい。応援したい人にプレゼントしたくなる本です」 ・「本の中全てにキラキラとワクワクが詰まっています。元々メイクが好きということもあり買ってみたTAKAKOさんの本でしたが想像の上をいき、毎日を豊かに生きるための考え方生き方、超一流とはどんなものかを教えてもらえました。就寝前のバイブルです!友人にもワクワクしてもらいたくてプレゼントしました」 ・「一気に読んでしまいました。第1章 暮らしとマインド編、第2章 美容と健康編、第3章 仕事と恋愛編、第4章 開運と引き寄せ編に分かれていて全部で90項目、どの項目も日常で直ぐに活用出来ることばかりです。毎日、パッと開いたページの項目は、特に気を付けて実践しています」 ・「私は30代男性であるため、正直「もう常識にはとらわれない! 50歳からのいい女」というタイトルの本を見ても絶対に購入することはなかったと思います。(50代でもないし、女性でもないので・・・)。知人が「凄くいいから読んでみな!」という勧めがあり購入しました。初めは美容に関する本かと思いましたが、美容にとどまらず非常に感銘を受けました。美しく生きるためには毎日の考え方、行動がいかに大事か、どのようにして生きていくのかが大事なのかが書いてある本でした。美しく生きるとは毎日が楽しくかつ成功をどのようにつかむかが書いてある成功哲学書です! 芸能人や政治家、世界のセレブからも絶賛されるTAKAKOさんのメイクは技術だけではなく、日々のマインド、行動があったからこそおこなえる技術なのだと感じ、成功するにはいかに日々のマインド、生活が大事なのかに気付くことができました。絶対に表紙、題名からは想像できませんがむしろ50代といわず、全世代に読んでもらいたい本です!! 10代、20代、30代、40代の若者が読めばいかに人生を楽しんでかつ成功をつかめるかが学べると思います。50代以上の方が読めば、今よりももっと自分の人生がワクワク楽しい人生になると思います」 ・「タイトルは「50歳から…」となっていますが、それ以前に読んだ方がいいと思いました。90の項目が書かれていますがどれも簡潔にわかりやすく書かれています。やってみよう!と思う項目が多くすぐに実行できます。一流の女になる為に必要なことであり、それは今からでもできること。社会に出る前、結婚前の女性にはぜひ読んでいただきたいと思いました」 ・「50歳からの女性のための応援バイブル本ですが、誰が読んでも人間力がアップし、豊かに生きるためのヒントがたくさん書かれています。その中で、一番印象に残ったのは「今が一番幸せという気づき!」。他にも、人として輝くための人生訓が90も載っている人生100年時代の生き方指南書です」
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世界で一番幸せになる! ときめき自分ノート
¥1,540
恒吉彩矢子 イラスト・竹中章恵 2013年10月発売 A5・ソフトカバー・160ページ この『ときめき自分ノート』は、世界一幸せなあなたになるための「あなたの本」。 ●「自分は、幸せになる価値のある素晴らしい人」と思い出す宝さがし ●「ダメなところもOK!」と知ること ●「幸せでステキな自分の未来」を描くこと ●自分の「使命」を見つけること・・・ あなたの中の宝物をどんどん見つけていきましょう。 「私って、こんなにいいところがたくさんあったんだ」 「こう考えたら、できないことにも希望がわいてきた」 「自分はこのために生まれてきたのかも」・・・ 知らない自分が目覚めて、新たな心の扉が開けていきますよ。 あなたの「世界一幸せな未来」を、このノートとともに作っていってください! 自分を知って、自分のもっている宝物に気づけば、ステキな未来はすぐそこに! 書いて、貼って、描いて、夢がどんどん叶っていく。「ときめき自分マップ」を完成させて、自分を世界で一番幸せにしよう。 あなたを幸せにするのは、あなた自身です。 「あなたが、世界で一番幸せにしたい人は誰ですか? パートナーでしょうか? それとも両親? 子供やお世話になった人、大好きな友達や仲間かもしれません。けれど、その人たちより、もっともっと大切な人がいます。それは「あなた」。この本は、あなたを、世界一幸せな人にするための本です。あなたは、自分自身のことをどれくらい知っていますか? どれくらい大切にしていますか? もしかすると、自分のことをあまり好きではないかもしれません。あまりいいことが起こらないので、「誰かが私を幸せにしてくれたらいいのに」「ときめくようなことが起こればいいのに」と思うことがあるかもしれません。けれど、あなた自身が自分のことをもっと知るようにして、自分を幸せにしようとしたり、ときめくことをプレゼントしようとしたりすると……。あなたの毎日は飛躍的に幸せになって、ひいてはパートナーをはじめ周りの人をも幸せにすることができて、そして周りの人からも優しくされ、それだけでなく、思いがけないようなミラクルが起こり、思い描いていた夢もどんどん叶うようになるのです!」(「はじめに」より) ~読者の声~ ・「読みやすいけど、深くて、イラストもかわいいです。実際に書き込んでみて、「ない」ばかりにフォーカスをしてしまっていたことに気づけました。たくさん「ある」ことに気づけ、感謝できました。もっと自分で自分を幸せにしていっていいし、もっといろいろできるんじゃないかと思えました。自分との接し方が変わることによって、周りの人たちも幸せにも。毎年、書いてみると違った発見があって、楽しそうです」 ・「よく、いろいろな選択をするとき、迷ったら紙に書きだすと良いといいますが、やはり書くことにしても誰かに相談するにしても自分の外に出して客観的に見つめることは大事だなあと思います。最近人のことばかり気にしていたのですが、ノートの質問で問われて、『あ、自分のなかにもあったんだ』とはっとしました。うらやむ前に、持っているものを大切にしようと思いました。本を読むだけでも、時々書かれていることを思い出して日常生活のなかで実践してみるのですが、ノートに書くという手間をかけると、自分が具体例になりより書いてあることが理解できるようになり、これからの生活のなかにその考え方を取り入れやすくなるなあと思いました。そして書き出してみることで、意外と普段はすごく抽象的な考えしかしていないことに気づいたり、自分の中のことについて深く考えることができました。自分を大切にすると、世界一幸せになるということが納得できました。自分がいまあるものに目をむけると、こころがあったかくなりました。ありがとうございました」 ・「この本は「心の棚卸し」に最適です。わかりやすく楽しく書かれていますが、実は内容が深い。著者が実際に学んで実践してきた心理学やメンタルヘルスの内容を実生活に落とし込んで身近な例を挙げているのでストンと腑に落ちます。そして、ワークブック形式で書き込みができるようになっているので「書く」という作業を通して、新たな気づきが得られます。 本の帯に「あなたを幸せにするのはあなた自身です!」と書いてあるように、すべては自分が幸せになることから始まります。「自分を愛せる程度にしか相手を愛せない」と言います。でも、数年前の私には自分の愛し方がわからなかった。でも、最近の私はダメなところも ひっくるめて自分にOKを出せるようになって来ました。そもそも、この世に誰一人として完璧な人はいません。そして、みんな自分の色メガネを通して人や物事を見ています。 「2対8の法則」と言ってどんな人気歌手や偉い人だって熱烈なファンが8割いたとしても 「あの人キライ」と言う人が2割はいるそうです。いちいち相手の色メガネに合わせて生きようとしたら身が持ちません。自分を嫌う人に好かれようとがんばって疲れ切るより自分を好いてくれて応援してくれる人のために自分色の花を咲かせる方が自分らしく幸せに生きられると思いませんか? この本の中に、こう書いてありました。 ★ ★ ★ 物を買うときに「お金がないから、この程度にしておかないと」と思うのでなく「世界一幸せにしたい人にプレゼントしたいのはどれ?」と、ときめくものを選ぶようにしてみましょう。 ものは、あなたにエネルギーをくれるもの。大切な自分を、適当なものでごまかすのは自分に対する冒涜です! ★ ★ ★ な〜るほど。特に主婦は自分のことを後回しにしがちだったり安いほうの値札に魅かれたりしがちだけど自分がいい気分でいると結果的に家族にも優しくなれますよね。 生まれてから、この世を去るまでずーーーっと一緒にいるのは自分だけ。これからは「世界で一番幸せになる!」を意識していきたいと思います」
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大学教授よ、書を捨てよ、街へ出よう~「プロジェクト型課題解決学習」(PBL)進化論 ~
¥1,650
福屋利信著 2020年4月発売 四六判・ソフトカバー・192ページ 大学と大学教授に課せられた、 これからの時代の使命とは!? 社会連携型のプロジェクト型課題解決学習(PBL)は、 学生に能動的態度を植えつける格好の学びの場であると同時に、 大学教員の地域貢献に対する意識改革への優れたツールにもなる! 21世紀の大学教員は「地域貢献」なしに生きていけない! 「我々は、大学の教員としての意識を世の中の動きに合わせて最適化し、 街の中に飛び込む勇気を持たなければならない。 そうしないと、大学は令和の時代を生きていけないのだ。 我々は、躊躇している場合ではない」(本書「おわりに」より)
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子供の絵が見違える! 差が出る簡単テクニック
¥1,650
齋藤洋子著 2019年12月発売 B5・ソフトカバー・64ページ・オールカラー 生徒が次々に賞をとる絵画教室直伝! 個性を才能に変える、才能を開花させる! ちょっとしたコツで絵が苦手な子供でも上手に描ける‼ 「この本は、過去5年間、生徒であるお子様に指導した絵から厳選した優秀作品11作品を私共で再現して、「絵かき歌風」にし、一冊にまとめたものです。絵画の指導時、技法などの名称はお子様に分かりやすい「比喩表現(たとえ)」と「具体的な言葉」で説明しています。例えば腕をかく時は「ソーセージを2本」、ぼかす時には「ティッシュでポンポン」といった具合です。なぜならお子様自身が理解し、好奇心を持つことが上達への早道だからです。美術の専門用語で説明しても、お子様には楽しくない場合が多いのです。 私は、絵画の専門的な知識を勉強する美術系の大学や専門学校には、行っていません。学生時代は栄養士の資格を取得しました。そのせいか、教え方は料理でいう『3分クッキング』のように「簡単、時短、すぐに身に付く」と、独特の指導。教室で私が面白い技法を披露すると、すぐお子様のスイッチが入り、自分たちも挑戦しだします。そして自然と身に付いていきます。見学しているお母様からは歓声が飛び交います。 ただし、必ずしもこのかき方が、正解というわけではありません。絵には算数や国語のように正解はありませんし、不正解や失敗もありません。子供たちの自由な発想を応援し、オリジナル技法を作っていいのです。時には一緒に発明しながら、芸術的な才能を伸ばすきっかけ作りをアシストします。絵画というのは自己肯定力を伸ばすのに適した表現活動だと思います。 この本で、お子様だけでなく大人の方も、苦手意識があっという間に消え去り、いつの間にか絵画のみならず、どんなことでも「チャレンジしてみよう」と思ってもらえれば、嬉しいです」(著者談) ~読者の声~ ・「手順が丁寧に説明されていて、どんな子でもわかりやすく、楽しく絵が描けると思います。親が絵を教えるのは非常に難しいですが、テクニックや技法なども載っているので、本を見ながら教えることができそうです」 ・「実際に賞をとった子供たちの絵の描き方をわかりやすく丁寧に教えてくれていて、12等分した画用紙に描いていくところにも驚きました。でも一番驚いたことは、著者が美大出身ではない!!こと。こんな素敵な絵を描いたり、教えたりできることに脱帽です」 ・「子供が描いた絵がどれも大胆で素敵。こんな絵を描いてみたいなーと子供との会話を楽しみながら読みました」 ・「子供が日記の絵を書くときにいつも嫌になっているのを見ていて何かいい方法がないかと本を探していたらこの本を見つけて購入してみました。シンプルでわかりやすい!親が絵が書けなくても子供に教えられるようなテクニックが載っていて面白いと思います。自分自身も子供の横で一緒に絵を描いています」 ・「小2の娘に、クリスマスプレゼントとして購入しました。子供が早速描いてみたいとせがむので、一緒にメダカを描いてみました。メダカなのに、ニンジンみたいにという比喩表現が面白いようで、お友達にも教えてあげようと笑っていました。下書きは、少し時間がかかりましたが、絵の具は水をたっぷり使いあっという間に仕上がり1時間足らずで描くことが出来ました。描く工程がひとコマづつ描かれているので、親も説明し易く、絵が下手な私でも教えることができました。すごく上手に描くことができ、娘も喜んでくれて、大満足です」
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どんな時代でも生き残るリーダーの仕事
¥1,650
都丸哲弘著 2020年5月発売 四六判・ソフトカバー・192ページ 柔軟に、しなやかに、大きく流れに乗る。 競争時代後の、本物のリーダーのあり方とは? 会社勤務、事業継承、経営、売却、新事業着手… リーダーの仕事は、いかにして生き残るか 流れに乗るかを考え、実行すること! 1章 自分を整える 2章 仕組みを生み出す 3章 メンバーとわかり合う 4章 チームで挑む 5章 人とつながる ●著者プロフィール 都丸哲弘(とまる・てつひろ) 1975年千葉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、サッカー用品ネット通販会社にて、年商14億円の売上に貢献。 その後、保険の無料相談紹介サービス業に携わる。 2013年に父の逝去を受け、清掃員600名を抱える年商10億円の清掃会社代表取締役に就任。 新規事業や、事業コンサルティング業などにも力を入れつつ、古い組織の再編を行う。 2019年に事業の一部を譲渡。「事業をつくり、人を育て、時代を紡ぐ」を理念に、 「清く、正しく、美しく、スピーディーに」を行動指針としてさらなる事業に着手。 同年より、シェアオフィス運営、事業コンサルティング業を通じて、若手経営者の育成支援に尽力している。 趣味はマラソン、サッカー。 ~読者の声~ ・「後輩が続々と入ってくるなかで、気づけばいつのまにかリーダー的存在になっていて、いままでの動きと何をどう変えればいいのか漠然と悩んでいました。この本には、もし自分が著者の元で一緒に働く立場だとしたら、とても気持ちよく働けるだろうなと思うようなことばかりが書かれてありました。さすがに、いまのわたしがすべてを真似ることはできないなと感じましたが、たとえば、「ごめんね」「ありがとう」を口ぐせにするということや、「疲れた」「忙しい」「大変だ」は禁句にするなど、自分自身の発言についてはすぐに改善し、いままで以上に意識しようと思いました。これからリーダーになるという人、いま現在リーダーの役割をしている人など、メンバーやスタッフとのことで悩みや不安を感じている人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。」 ・「会社役員をやらせてもらっていますが、次の自分にステップアップすべきタイミングだと思っており読みました。著者の現場経験に基づいたヒントの数々を頂きました。特に「チームで挑む」という章が参考になりました。リーダーが挑むではなく、「チームとして仕事に挑む姿勢を獲得するチームの作り方」というのが素晴らしい視点だと思います。この本を読むことで、もっとできることがあったと気付かされるとともに、こんなことにも取り組んで良い変化を作り、さらに新たなことにチャレンジしたいと思えました。そしてチームメンバーのリーダー層にも読んでもらって、考えのすり合わせをして進んでいきたいと思います。ありがとうございました!!」 ・「「仕事とは何か」が詰まっていました。役割、働き方、リーダーとしての振る舞い、ビジネスを楽しむ「実践的な在り方」が書かれています。マネジメントで悩む方、上司との関わり方で悩む若手ビジネスマンにも、働き方の気づきが得られる一冊です。」
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自己啓発って言いたくないけど、でも誰かを啓発する言葉
¥1,650
了戒翔太著 写真・本間寛 2019年6月発売 四六判・ソフトカバー・233ページ・オールカラー ●現在2刷 「前世紀の神話を終わらせて、21世紀の新しい生き方を創り出す若者たち。 そんな彼らの精神が、ぎゅっと詰まったような素敵な本。」 ――作家・ジャーナリスト 佐々木俊尚 「どう生きるか」の答えを導く新しい時代のバイブル誕生! 「好き」とビジネスを両立させて、自分らしく、楽しく、周りを幸せにする生き方とは。 仕事、人間関係、お金……生きていくうえでの迷い、悩み、葛藤を抱える人たちへのエール 写真家・本間寛氏の印象的な写真を散りばめたビジュアル・メッセージブック 年商1億を含める2つの会社の経営者であり、100万部以上の本をセールスした出版販促プロデューサー。一般社団法人の理事も務め、自らCDを発売し、ライブをおこなうミュージシャンであり、アーティストのプロデューサーでもある。セミナーを企画して講師を務め、千人規模のイベントも開催。e-ラーニング事業やグッズの開発・販売も手がけるクリエイティブ・プロデューサーの肩書きも持つ。更に、YouTuberとして本格的に活動を始め、国家機関の地域起こしプロジェクトにも参加。そんな複数の肩書をもった「スラッシャー」の著者による初めての書籍。 「たった一冊の本が、人生を大きく変えることだってあるんだ。 過去の僕自身がそうだったように」(著者談) ~読者の声~ ・「まず、表紙の写真とタイトルに惹かれました。そして手にしたときの手触り、紙の質感がとても素敵で…開いてみると、とってもオシャレな構成と写真が本当に素敵で、すぐに読み始めました。なんだろう…なぜかふわっと涙が込み上げてくる。私の心や頭の中に散らばった顕在化・言語化されていない想いや考え方が、あたたかく優しく、でも鋭く深く、明確な「言葉」になっていて、そして認めてくれている。そんな安心感とそっと背中を押してくれるような…啓発されてしまいました。私だけではなく、顕在化・言語化されていないけど、共感する想いや考え方が心の中にカケラとしてある人は、絶対に惹き込まれていき、そして心に深く刺さると思います。圧倒的な世界観と誠実でピュアな強い言葉が、きっといろんな人を「啓発」するでしょう。働く大人だけじゃなく、高校生や大学生など若者に是非読んでほしい一冊です。「いかにも」な自己啓発本じゃない、オシャレでかっこいいフォトブックのような雰囲気なので、プレゼントにもいいかなって思います。私も大学生の知人にプレゼントします!」 ・「著者の了戒さんの言葉のひとつひとつに「愛」と「美」を感じます。SNSなどでも彼の発信にはとても「魅力」があります。「生きた言葉」を発せられる方だと思っています。会社経営の傍ら音楽活動をされていらっしゃいますが、音楽という表現ツールを越えても、生き様全てにおいての表現者であり、真の「アーティスト」であると感じます!類まれなる繊細な感性の持ち主ではないかと感じました。若い頃の経験や失敗から、今の成功に至るまでの、その「気付き」の数々を、心にグッと響く言葉で綴られた本書には、時々挟まれるただ美しく魅入ってしまうアーティスティックな写真、そして意図を感じる行間や大文字小文字の配列、文字の縦横のレイアウトに至るまで、視覚的にも刺激や感動を感じる構成に、綴られた言葉が相合わさり、ただただ「啓発」されました!心がグイグイ動かされます!中でも、冒頭の中学生時代のエピソードと、そしてあとがきに綴られた「謝辞」に涙が溢れました。著者の人間性をより垣間見る事が出来る一文の、その温かさに胸動かされました。自分は何を目的にこの生を受けたのだろう…ただ漠然と自分を探し続けている方がいらっしゃったら、ぜひ読んでみて欲しい一冊です」 ・「良い本に出会わせてくれてありがとうございます。そんな気持ちになりました。読み始めてすぐに、鳥肌が立ち、涙が出てきて、胸の奥の方に重く強い何かが込み上げてくるものがあり、ページを追う毎にどんどん心に響いてきて。了戒さんの言葉にハッとさせられたり、私にもできるかも思ったり、心を解けさせてもらったり、背中を押されることが多くハッと気付かされることが多く。忘れてしまいがちなのに大切なこと、沢山詰まっていて、これから何度も何度も読み返す本になりそうです。私にとって、辞書がわりです。ありがとうございました。 そんな感謝の気持ちが溢れる本でした」 ・「本を読むだけでこんなにも心が動いたのは生まれて初めてです。悲しみ、苦しみ、怒り、嫉妬、喜び、楽しさ、ワクワク…ページをめくるたびに「自分のコア」が掘り起こされていくような不思議な感覚がありました。文字だけでなく、写真からもメッセージやパワーを受け取れるので、ヒーリングやセラピーって“本を読むこと”でも出来るんだと知りました。今どんな状況・環境だろうと、どんなステージにいようと、自分の人生を諦めたくない人や日々チャレンジしている人に絶対に読んでほしい一冊です」 ・「こんなにもあっという間に読みきってしまう本には、初めて出会いました。最初のページから、写真集のような感覚でも見れて、文字の工夫もされていて…そして何より、読み進めていくたびに泣きそうになりました。私は自分に自信が持てなかったり、前になかなか進まなかったり…どうしたらいいんだろう?と立ち止まってしまうことも多くて…。けどこの本を読み終わった後、なぜか前に進みたくてたまらなくなりました。「好き」を大切に。「自分」を大切に。何度も何度も読み返したくなる本です」 ・「了戒さんの世界観、生き様、大切にしていることが集約されたメッセージ本。1時間くらいでさらっと読めるので3度読み直したけれど、読むたびの自分の心境に合うメッセージ、了戒さんの言葉が魂に響いた。了戒さんが自己開示してくれているからこそ、体験に基づいているからリアルでストレートな想いに、魂が震えた。想いのこもったメッセージたちは新しい一歩を踏み出したわたしヘの大きなギフトとなりすごく勇気づけられた! 了戒さんの座右の銘であるという【八紘一宇 はっこういちう 一つ屋根の下、民が暮らす】わたしも成し遂げたい世界。もともと日本国が、始まった時に掲げられた建国理念なんだとか。了解戒さんのこの本が、一つ一つの想いのこもったメッセージたちが、悩んでいる多くの方に届いたら、1人1人がほんとうを生きる、勇気づけられる大きなギフトになると思うし、そんな日本をみんなでつくっていけると感じた。余韻にひたりながら大切な人にも読んで欲しくてシェアしたくなる素晴らしい一冊でした!」 ・「本書は具体的なノウハウ・メソッドがまとめられた本ではありません。それは誰かの創り出した成功法則ややり方だけが正しいものではないし、自分に合うかどうかわかりません。なので誰かの「やり方」に拘り過ぎると、誰かの人生を生きることになるから良くないと提唱されてました。なるほどと、納得。これまでスピリチュアルや自己啓発系の本を数多読んできましたが、いつも私は新しい方法ややり方が紹介されると飛びつくように読み漁りました。しかし、いつになっても人生が変わらず堂々巡り。自分のやり方を模索することを失念してました。読了後は自分という軸が立つと思います。メッセージブックですが、どちらかというと言葉の使い方が、自己啓発というより企業の広告やキャッチコピーのような紡ぎ方に感じましたら、やはり著者の方は、企業のコンサルなどされている方なので腑に落ちました。ビジネス的、戦略的な自己啓発ブックかもしれません」
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歯科衛生士のトリセツ~女性歯科医師だからわかる歯科マネジメント~
¥1,650
大澤優子著 2020年10月発売 四六判・ソフトカバー・224ページ 歯科衛生士を辞めさせないテクニック満載! 性格のいい下手な人か、性格の悪い上手な人か⁉ あなたならどっち? 本書「はじめに」より 『歯科衛生士のトリセツ』は、歯科医師の悩みの種となっている歯科衛生士の取り扱い方を伝授する本です。 女性歯科医師として体験してきた事、同業者からの話をもとに解説しています。 悩みの種である「歯科衛生士」が大輪の花を咲かせることを願っています。 1章今どきの歯科衛生士との付き合い方 2章やる気を出させるためにすること 3章 トラブル回避のためにすること 4章 個性心理學のススメ 5章 歯科医の心得
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女性目線のおうち改造 夢を叶える満足リフォーム
¥1,650
寺田勤江著 2020年12月7日発売 四六判・ソフトカバー・240ページ 快適生活を約束する女性建築士のピンポイントアドバイス 思い通りの家をつくるためのとっておきの情報満載 建築士でインテリアコーディネーターの著者だからわかる、 本当に住みやすい家つくりの極意 ビフォー・アフターの図面多数掲載! 世の中に蔓延しているリフォームへの疑間や、誰に相談したらいいかという不安。 そんな声に少しでもお答えできるようにと、 私が経験した26年間の真実を隠すことなく経験談としてこの本で伝えてきました。 「26年間、建築業界でお仕事をさせていただいておりますが、 一貫してお客様にお伝えしている信念は、 「家という箱に合わせた暮らし方ではなく、暮らす人に合わせた住まいづくりこそが大切」ということ。 そして、必ず初めてお会いするお客様には、こうお伝えしています。 「リフォームは大変ですよ! お客様と私たちとで一緒に悩み、 ひとつずつ創り上げていかなければいけないのが住まい。 いっしょにがんばりましょう。そしてリフォームを楽しみましょう! 」 同じ覚悟を持って同じ夢に向かう同士として、前に進んでもらいたいから伝える思い。 その思いを持っていると、完成した時の感動と達成感が全く違います。 大切なお金をかけるのに、人任せではもったいない。ものづくりの過程も楽しんでもらいたい、 という切なる願いが込められているのです。」(著者談)
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ハケンで終わる人、正社員になれる人~派遣会社の女性役員が教える「この人が欲しい」と思わせるちょっとしたコツ~
¥1,650
元木さき著 2020年12月22日発売 四六判・ソフトカバー・224ページ コネなし、資格なし、キャリアなしの私が役員になれた理由。 派遣OLが35歳までに正社員になるための百か条 「この本はサクセスストーリーではなく、 誰でも実践できる、正社員に近づくための、マニュアル本です。 派遣先から、「この人に正社員になってほしい! 」と思われるには、 ちょっとしたコツがあります。 そのコツを知っているのと知らないのでは、大違いです! 今日から誰でも実践できる、正社員になるためのコツを、100か条にまとめています。 最初から読んでもらってもいいですし、 気になったところから読んでもらってもかまいません。 楽しみながら、仕事に向かっていただければと思います。」 本書「はじめに」より
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生き急ぐ
¥1,650
磯部一郎著 2021年3月6日発売 四六判・ソフトカバー・192ページ 「生き急ぐ」とは 命の最期を意識して今を生きること 心を大切にする新時代の生き方を学べ ●目次 1章 時間を大切にする 2章 逆境を乗り越える 3章 自己認識を高める 4章 活躍できる場所を探す 5章 ポリシーを持って仕事する ●本書「はじめに」より 「生き急ぐ」――。 命の最期を意識して、今を生きること。 「生き急ぐ」ことは、 決して「死に急ぐ」ということではありません。 「今」を大切にしながら、 前向きに生きることを意味しています。 あなたは、 「今」を悔いなく生きていますか? 命は有限です。 でも、何かきっかけがない限り、 人はいつの間にか、 「時間が無限にある」と錯覚します。 「時間が無限にある」と思うと 私たちは、つい 「いつかやればいい」 「今でなくてもいい」 と惰性の気持ちで 日々を過ごしてしまうのです。 でも、人間は、 誰もが必ず死を迎えます。 ひとり残らず、誰もが、です。 あなたは自分の死を意識して生きていますか? 一日一日を、大切に生きているでしょうか? 人生の最期、 命の終わりを見据えるからこそ、 私たちは、今を尊び、 今を慈しむことができるのかもしれません。 私が「生き急ぐ」ことを意識するようになったのは、 病がきっかけでした。 起業し、会社が成長し、 働き詰めの毎日の中で ある時突然、がんによって 生死をさまよう経験をしました。 6年間の3分の1は入院。 できた腫瘍の数は30以上。 治療のクールは30を超えます。 7度再発し、その間に骨髄移植を2回、 放射線治療を3回受けました。 壮絶な日々を送る中、 2020年6月末には余命宣告まで受けました。 ところが、奇跡的に生還したのです。 時に絶望するような闘病期間を過ごす中、 私は新たに法人を4社立ち上げ、 現在も、幅広く事業を展開しています。 完治はしていません。 いつ再発してもおかしくない毎日です。 それなのに、なぜ、 何度も乗り越えることができているのか。 それは、きっと、 「今」を大切にしながら、 前向きに生きることができているからです。 死を目前にしたからこそ、 「今」を尊ぶことができているからです。 死のトンネルを彷徨いながら、 私は新しい世界を見ました。 本書は、今伸び悩んでいる人 自分にしか生きられない人生を全うしたい人 生きる意味を見つけたい人 悔いのない人生を生きたい人 に向けて執筆しました。 私自身が体感してきた 「限りある命を、最大限全うするための智慧」を できうる限り、言葉にしました。 時は「風の時代」に入りました。 私は、風の時代を、 「心を大切にする新しい時代」だと捉えています。 惰性でもなく、妥協でもなく、流されず、 自分の「心」に従って生きる時代です。 新しい時代を、あなたはどう生きますか? 一度しかないこの人生を、どんなふうに歩みますか? 本書が、今を生きるあなたの 一助となれば幸いです。
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論語脳と算盤脳~なぜ渋沢栄一は道徳と経済を両立できたのか~
¥1,760
篠浦伸禎著 2021年8月2日発売 四六判・ソフトカバー・224ページ 一流の経営者ならみんな知っている 「士魂商才」が身につく脳の使い方 人と社会の役に立つ「幸せなお金持ち脳」はどうすれば育つ? 「何歳になっても、ストレスを乗り越える生き方を勉強し、改善することを怠ってはなりません。 それが、渋沢栄一のように、年をとっても最後まで幸せに生きていくことにつながるでしょう」(本文「はじめに」より) 「今の日本は、戦後の教育が原因と思われる論語の喪失により、 医療、教育、仕事などあらゆる分野で保身優先、拝金主義になって行き詰まり、 どこから手をつければいいのか見当もつかない状況になりました。(中略) 我々も、それぞれが渋沢栄一になって、家族的な絆の強い集団をつくり行動すれば、 行き詰まりを打破することは決してできないことではないと私は感じています。 なぜならば、我々の中には、先達である渋沢栄一の生き方がDNAの中に眠っているはずであり、 彼の魂をしっかり受け継ぐことができれば、必ず世の中をいい方向に変えていける民族であると私は確信しています」(本文「おわりに」より) 渋沢栄一の強くてしなやかな精神を知ることは 幸せに長生きするための大きな道しるべになる
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運を動かす力~自分を信じれば奇跡が起きる~
¥1,650
谷口令著 2021年9月23日発売 四六判・ソフトカバー・256ページ ほんのちょっとのコツで人生は変わる、運は良くなる! 多くの人を幸せに導いた風水心理カウンセラー自らの開運ものがたり。 「心が動いたものがあれば、今すぐ生活に取り入れてみてください。 なんといっても、運はスピード! まずはやってみること、行動することが、運を動かすコツのひとつです。 すると、‶未来は自分でつくれる″という、とってもシンプルなことに気づくはず。 風水や九星気学はそのための道具であり、 未来をつくっていくのは自分自身なのです」(本書「おわりに」より)
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そのひと手間を、誰かが見てくれている。~職人的生き方のススメ~
¥1,650
中谷彰宏著 2021年9月22日発売 四六判・ソフトカバー・220ページ 今している仕事が面白くない、 面白い仕事を探している、 ワクワクする人生を見つけたい、 そんな人たちへ贈る、ニューノーマル時代の仕事論と生き方論。 職人とは、職業ではなく、生き方だ。 それぞれの仕事を通して、 自分を、より磨いていく生き方をしているのが職人です。 職人の一番の楽しさは、誰も見てくれていない仕事を、それでもすることです。 見る人がいるからするというのは、職人的な仕事ではありません。 誰も気づかないこと、一人も見ていないことをするのが職人です。 「こんなところを掃除しても誰も気づかない」ということをするのです。 誰も見てくれないひと手間をかける時に、そのひと手間を神様が見ています。 神様といっても宗教的なものではありません。 あなたの一番大切な人のことです。 (中略) 「結果として誰かに伝わるだろう」というのが、職人的な仕事の仕方です。 「誰かが見てくれている」と思った時に、 ありがたいな、うれしいな、面白いな、楽しいなという気持ちになるのです。
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歯科医のトリセツ~世間知らずの先生たちと上手に付き合う方法~
¥1,650
大澤優子著 2021年10月25日発売 四六判・ソフトカバー・224ページ 大好評『歯科衛生士のトリセツ』に続く、現役歯科医による問題の書、第2弾! 歯科業界の裏話満載 歯科衛生士、歯科助手、歯科医コンサル、税理士、 そして患者さん、必読! ! めんどくさい歯科医との付き合い方・実践マニュアル この本『歯科医のトリセツ』は、院長のことで悩んでいるスタッフのための「歯科医師解体新書」です。 歯科医師の思考回路や生態を研究して、ぜひ、あなただけの「歯科医師攻略法」を見つけ出してください。 ――本書「はじめに」より
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風水ヨガ~開運メソッドを取り入れて「幸せ体質」を手に入れる!~
¥1,650
みきかな著 谷口令監修 2021年7月30日発売 A5判・オールカラー・ソフトカバー・128ページ 風水パワーでヨガの効果がアップ! 自分の九星を知り、アロマやラッキーカラーを利用して、 効果的な時間帯に、季節に合ったエクササイズを! 「風水ヨガ」が提案する 心と体を整える4つのエクササイズ ①幸せ体質になる美姿勢ヨガ ②心うるおうハッピーメンタルヨガ ③スリムになれるボディのデトックスヨガ ④幸せを呼びこむ健康美ボディヨガ 風水パワーでヨガの効果がアップ! 自分の九星を知り、アロマやラッキーカラーを利用して、 効果的な時間帯に、季節に合ったエクササイズを! 「風水ヨガ」が提案する 心と体を整える4つのエクササイズ ①幸せ体質になる美姿勢ヨガ ②心うるおうハッピーメンタルヨガ ③スリムになれるボディのデトックスヨガ ④幸せを呼びこむ健康美ボディヨガ 「風水ヨガ」はヨガによって体と心を健康に導くだけでなく、 風水の考え方を取り入れることでヨガの効果をアップさせながら、 同時に運を味方につけて人生を輝かせることができる、 最高のメソッドです。(著者談) 著者プロフィール みきかな ヨガスクール「BE TORE」主宰。ヨガのインストラクターとして活躍。 谷口先生との出会いにより、風水ヨガを確立。2021年、自身のスタジオを開設。
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アレルギーっ子ママが気づいた 親子のハッピーチョイス!
¥1,650
岸紅子著 監修・川嶋朗、井上宏一、間山真美子、原田美佳子 イラスト・松田絵里香 2018年10月発売 A5・ソフトカバー・176ページ ●アトピーやアレルギーのお子さんをもつお母さん必読! アトピー、食物アレルギー、予防接種、食の安全、病気と薬、スキンケア、心と自然治癒力・・・。著者が自らの体験を通して見つけた、「親子が幸せになる選択」とは? 「ハッピーチョイス」で子供が変わる! 親が変わる! ホリスティックに根差したココロとカラダが喜ぶナチュラル子育てのすすめ。 「ホリスティックな価値観は、困難を乗り越え、それを力に変えるヒントを私たち親子にたくさんくれました。」(著者談) 山口もえさん推薦! 「子育てをがんばっているすべてのお母さんに読んでもらいたい一冊です」 「赤ちゃんは、ただカワイイものだと思っていました。おむつのCMに出て来るような、つるんとしたお尻に、プニプニスベスベのほっぺ、あどけない笑い声……。それが産前までの私の赤ちゃん像。でも、現実は全然違って、全身から血みどろのべとべとがたくさん出て、食べたい物も食べさせられず、切なくて泣けてきて……。「子育てが楽しい」なんて、誰が言った!? と恨めしく思っていました。「うちの子は、他の子と違う」。その事実から目を背けたくて、「何で私だけこんな目に?」と嘆く日々。でも、そのドン底を救ってくれたのは、ホリスティックな価値観でした。(本書「はじめに」より) ~読者の声~ ・「ママ向けの本ですが、「頭痛、腹痛、肌あれ、喘息… 」など身体のあらゆる不調に悩んでいる女性にも役立つ一冊かと。なぜ腸活? なぜ無添加?なぜグルテンフリー?点と点が繋がるように、すぅ〜っと説得力とともに頭に入ってきます。ご自身の不調、そして娘さんのアレルギーと向き合う中で得て学んだ、様々な身体の不調のメカニズムと対処方法など、本物の知恵が詰まっています。明日からの生活を幸せにしてくれるヒントに溢れた良書」 ・「「溢れる情報から何をどう選ぶか」アレルギーがあっても無くてもはじめての育児は不安と迷いの連続で、小さな選択と決断の積重ねが子供の人生を形作っていく責任を感じる日々。最初の道標となってくれます。実体験には共感する点が多く、医師の監修とアドバイスもあるので家族に理解してもらいやすいです。具体的なケアの方法とアイテムが親切に紹介されていて、すぐに実践しやすい点も嬉しいです。ナチュラルケアに興味があるけど、何から?どうすればよいか迷っているママ友にもプレゼントしようと思っています」 ・「アトピーっ子ママです。いろんな情報があって方法があって、医師によってや自然療法の先生によって、それぞれの主張がある中、親として迷うことが多いです。ずっとジプシーです。でも、この本に出会って、お母さんが一生懸命に子供のことを考えて選んだことは、最善なんだ、と思えてきました。完璧な母親ではないけれど、一番近くで寄り添っている自分のことを少しは自信を持っても良いのかな、と。時間はかかりそうですが、アトピーも才能と思って付き合って行こうと思います。ちゃんとドクターの監修があったのも、信頼できる点でした」 ・「著者が重度のアレルギーを持つ娘さんとともに、親子ともども幸せでいられる選択を項目別に書いた本です。アレルギーや免疫、子どもの病気、予防接種、食べ物についてなど、きちんとした医者のコメントもあり、実用的に思いました。何より、ほんの少しアレルゲンが口に触れただけでアナフィラキシーを起こしてしまう娘さんのお世話は心底大変でしょうが、そんな中で「アレルギーはギフト」という考えに至った著者は本当にすごいと思います。子育てママには是非読んでもらいたい一冊です」 ・「親子の体験談をもとにした育児本としてだけではなく、専門家の監修やアドバイスも書かれているため、非常に納得感のある実用書でもあります。アレルギーやアトピーのことはもちろん、食の安全や病気と薬、心と自然治癒力など、生きていく上で正しい情報を得ることと自分の考えをしっかり持つことの大切さを学びました。ママだけでなくパパも必見です!」 ・「単なる著者の体験談だけではなく、医師の監修とアドバイスつきということで購入しました。ひとつの考え方や答えを押し付けるのではく、あくまでもフラットな情報と視点を伝えてくれる本。こうしなければならない!と狭くなっていた視野がいっきに広がりました!」
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家が整う、運気が変わる、望みが叶う! 片づけ意識改革 〜キレイにしたいなら収納術は忘れなさい! 〜
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吉村陽子著 2021年11月22日発売 四六判・ソフトカバー・224ページ 片づけしたら、人生が変わった 金運アップ、ダイエット効果、夫婦仲の修復、受験合格、子宝…… 家が望みを叶えてくれる! ~幸せを呼ぶ、家の「氣」の整え方~ 整理収納のプロである私ですが、実は「収納術」にはあまり注力していません。 キレイなケースを並べるとか、アイデアやグッズでどうこうするとかは、正直どうでも良いとさえ思っています。 なぜなら私自身があの散らかりほうだいだった部屋から抜け出せた理由は、 そんな「術」のおかげではなかったからです。 ということで、この本には、収納術やテクニックの話はほとんど出てきません。 そんなややこしい話ではない、誰でも散らかりの悩みから抜け出せる話がしたいのです。 家庭をもつ女性は思っている以上に、毎日やることがたくさんあります。 そのため、なかなか片づけにまで手が回らず、散らかった部屋で心を疲弊させながら過ごしてしまいがちです。 そんな皆さんに、心休まる暮らしを手にしてほしい。 そしてがんばりすぎる暮らしは手放してほしいと心から思います。 そのために必要なのは、ちょっとした意識改革です。 ややこしい仕組みを考えたり、苦労をしたりしなくても、 片づけられる意識をインストールしてしまえばいいのです。 コツさえ知ってしまえば、部屋の景色はみるみる変わり、やがて家族に起きる現象にも変化が起き始めます。 実際に私のお客さまからは 「不登校だった子供が学校へ行くようになった」 「子供が難関校へ合格した」 「夫婦仲が改善した」 「数百万円の臨時収入が入った」 「好条件の不動産が見つかった」 「体脂肪率がグーンと下がってくれた」 「なかなか会えなかった赤ちゃんに恵まれた」 と、つぎつぎとうれしいニュースが飛び込んできました。 しかも、そのご家族がそのときもっとも望んでいることにプラスの変化が起きていくのです。 これらはすべて偶然でしょうか? 私は、家のモノを動かすことで、見えない「氣」が動いたからではないかと思っています。 家の散らかりに悩む人は、それ以外にも大きな悩みを抱えていることが少なくありません。 ですから、まずは家の散らかりだけでも、さっさと解消してしまいましょう。 だって片づけは、所詮モノを動かすだけのこと。難しいことなんかじゃないのですから。 筋金入りの散らかし屋で、面倒くさがり屋な私が言うのだから間違いありません。 家の氣を整えれば、おのずと人生も整っていきます。 家族を幸せにし、望みを叶えていける土台は家にあるのです。 そのことを信じて、片づけ意識を変える一歩を踏み出してみてください。
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介護はギフト ~夫が倒れて気づいた幸せの意味~
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春風ほの香著 2021年12月22日発売 四六判・ソフトカバー・224ページ ある日突然、夫が要介護になりました。 悲しみが喜びに変わる、ほのぼの日記 「今が一番幸せ」と感じられる生き方、考え方…… 「介護する人=自分」の気の持ちようが、 介護を楽しくも苦しくもさせるのです。 それと同じくらい大切なのが、「介護する相手=夫」との関係性です。 結婚してから30年近く経って、突然はじまった夫の介護は、 新しい自分と新しい夫婦の愛情をもたらしてくれました。 ――本書「はじめに」より